土佐清水病院で丹羽療法を受けることになった経緯
土佐清水病院でアトピー治療のため二週間入院した時の思い出の記録よ。
22歳の時の話なので、だいぶ前なんだけど、
私の体験談が誰かの役に立つこともあるのかも?
と思ったので、書いてみることにしたの。
ちなみに私には合った様で、その後あまり酷い症状は出なくなったのよ、
ばんざーい!
ではまず、なぜ土佐清水病院に行ってみようと思ったのか?
そこら辺からはじめてみるわー。
とある近所の病院治療が合わず、大悪化
私ね、子供の頃から22歳くらいまでアトピーにすごく悩まされたのよ。
それで、22歳の時に代々木駅にあるアレルギー療法で有名な某病院に
行ったの。
炎症がでたら薬塗ったりしてたんだけど、もう社会人になるし
薬を塗らなくても済むように、根本的に治したいなと思ったのよね。
その病院では
毎回少しずつ自分のアレルギー源である物質を抽出したエキスみたいなもの?
を注射して体に入れていくのね。
そうやってアレルギー源に慣れることで、体が炎症を起こさないように
していくっていうのが狙いだったみたいなんだけど。
まあ、この過程ははしょって書くけれど、
とにかく私には全く合わなかったみたいで、悪化の一途。。。
今までなかったとこにもどんどん炎症がでてくるし、年頃だっていうのに
ほっぺたにも出来たりして赤く腫れるし、本当にいやだった。
そして良くなるどころか、更には貧血やら何やら
アトピーと関係ない体調悪化にまで悩まされる日々に。
通院して6ヶ月ほど経った時に、この病院に行くのはもうやめよう、
と思ったのよ。医師も、毎回テキトーな感じでね。
今思えばただの金目当てにプラセンタ点滴勧められたりして
私ったらバカだから素直に治りたい一心で受けてたのよね。
NHKで放送された丹羽療法に、親戚が興味を持つ
そんなある時、近所に住む従兄弟がね、NHK(だったと思う)で
放送されたアトピー治療の番組で、丹羽療法が紹介されたのを観たらしいの。
彼女は全然アトピーないんだけど、私が当時苦しんでたのを知ってたから
わざわざ番組を録画したのを家まで持ってきてくれて、
「すごく良さそうだったから、興味があれば高知県の病院に行ってみたらいいんじゃない?」
って。すごく優しいわよね。。。
私、大学卒業を目の前にして、4月からは社会人として働かなくちゃいけない頃だった。
某病院へ行ったせいで悪化してしまったアトピーを見て、
こんな顔じゃ入社式にも行けない、って涙が出る日々だったの。
4月までになんとかしなくちゃ!
と一念発起して、丹羽療法について調べ始めた。
病院の受付の人も、民宿のオーナーさんも感じがすごく良かった
本来は、まずは全国にあるいわゆる支店的な診療所に通院してから
土佐清水の総本山の病院に入院が必要な場合は勧められるらしいんだけど、
そんなことも知らなかった私は、いきなり総本山へ電話してみた。
そしたら、
「病院で受け入れられる患者さんの数は超えているからすぐには
病院に入院は出来ないけど、
病院と提携してる民宿に空きがあるならそこで寝泊まり出来るので
毎日通院して土佐清水病院で治療を受けることが出来ますよ」
って言われたの。
後から知ったけど、病院はいつも入院患者さんでいっぱいで、かなり先まで
予約が埋まってるらしかった。
でも、提携してる民宿さんに泊まりながら、毎日通院して入院患者さんと
同じ治療が受けられる仕組みになってるのね。
「なので、先に民宿に電話して、当方に到着して治療を開始したい日が決まったら
教えてください」
って、病院の受付の方に丁寧に優しく教えてもらった。
*ここのページから、詳しく情報が確認できるわよ
(*病院に入院すると、入院費用は保険が適用されるらしいわ
なので民宿に止まるよりは少し安く治療出来るのね)
そして、↑の案内にも載っている提携の民宿さん「紆海(うみ)」さんへ
電話をかけてみた。
こちらも電話に出た方がすごく優しくて、あったかい感じの人だった。
22歳の小娘が、アトピーのおかげで悲しくて絶望的な毎日を過ごしている時に
藁にもすがりたい気持ちで電話して
こんなに丁寧に接してもらえるだけで嬉しかったの。
本当に感謝よね。
おかげでみるみるやる気が湧いてきたのを覚えてるわ。
続く→その②へ
No comments:
Post a Comment
Note: Only a member of this blog may post a comment.