Sunday, June 12, 2022

入学前の心がまえ 〜海外から一時帰国で日本の学校へ転入する〜

 娘が一時転入先としてお世話になっている小学校の入学前の心がまえ。

前記事 

海外から日本の小学校へ一時帰国のあいだ転入するには


の補足記事です。


入学前の心がまえ

入学の準備は、子供に安心感と希望をもたせることが大切です。そのためには、基本的な生活習 慣の中で、どこができていて、どこができていないのかをよく見極め、家庭の中でしつけておくべ き事柄は、しっかり身に付けさせておいてください。


(1) 集団での生活や社会生活

元気よくあいさつができる。

人に迷惑をかけないように、約束やきまりを守る。

友達と仲良く遊べる。

時間を守って生活できる。

名前を見て、他人のものと、自分のものとの区別ができる。

交通ルールを守り、道を歩くとき、横切るときなどに危険のないように行動できる。 

学校までの安全な道(通学路)が分かり、いつもその道を通ることができる。

不審者への対処のしかたが分かる。


(2) 自分のことは自分でする。

   勉強道具、遊び道具、靴、衣類など、自分の物を整える。

   洗面、手洗い、うがい、排泄、鼻をかむなどが一人で上手にできる。

   衣類はすべて自分で脱ぎ着でき、後始末ができる。

   雨具の扱いや始末が自分でできる。傘の開閉とベルト留めができる。


(3) 人の話が聞ける、人に話ができる。

人の話が静かに考えながら聞ける。

名前を呼ばれたら、「はい」とはっきり返事ができる。


   聞かれたことに答えられる。

   自分の考えや体調、用事を伝えられる。

   簡単な自己紹介ができる。


(4) 食事

朝食をきちんととる。

食事の前に手を洗う。

好き嫌いなく食べる。

遊びながら食べたり、こぼしたりしないで、時間を決めて食べる。 

食事の前にトイレを済ませる(食事中にトイレに行かない)


(5) 健康

   早寝早起きの習慣を身に付ける。

   就学時健康診断時に見つかった病気等は受診する。

   朝、排便する習慣を身に付ける。

   トイレに行きたくなったら、先生に伝えられる。

   トイレ(洋式、和式)の正しい使い方が分かる

海外から日本の小学校へ一時帰国のあいだ転入するには

  1. 一時帰国の体験入学で、アメリカの長い夏休みを有効活用

早いもので一時帰国して2週間が経過。


今回は6年ぶりの帰国だからね、お母さん気合い入れて2ヶ月どっかんと日本にいることに決めたの。


実家に居候生活が天国すぎて召されそう笑


はてさて帰国してから1週間目、娘の日本での小学校生活が始まった。


アメリカの夏休みはもう説明要らんと思うけど、

親を半狂乱にさせる可能性を秘めた凄まじいロングバケーション。


日本では小1に当たる娘、今夏は絶対に一時帰国して日本の生活を体験させたい!

と夢見てきたのよ。


その夢が今叶っているこの幸せ、もっと日々に感謝して生きなくてはってつくづく思うわ。

ライフイズビューティフルをまさに体感中。

幸せすぎるありがたすぎる。。


ということで今回は、

海外から日本の小学校へ一時転入するにあたり、準備したことや気をつけたことなどを備忘録として残します



  1. 初めての一時帰国体験入学。準備はいつから?


海外からの転入、準備は3月頃からやんわりと始めてみました。


ここにざっと時系列を残しておきます。


……………………………………………………………………………….


・区のウェブサイトに、


海外からの一時帰国を希望する児童向けの案内があるのを発見、

案内に沿ってまずは区の学務部へ連絡。


★★一時帰国した後に、区の窓口で転入届を出す(住民票など登録)

⬇︎

その後、学務部へ赴き手続きを取り、就学届を受け取る

⬇︎

転入予定の小学校へ連絡。面談日時を決める。就学届を提出する。


この流れで手続きをすることを教えていただきました。



2月頃から学校のホームページに、新一年生に向けたお知らせが掲載されていたのでチェック


3月 『入学の手引き』なるものに、更に詳しく持ち物や必需品などの案内が掲載される

 買うことになるであろう学用品をチェック


・同じく、入学前までにできるようにしておかなければいけない事の目安が

 掲載されているのでチェック

入学前の心構え



4月 入学式、新年度が落ち着いたかな?と思われる頃に

 転入予定の小学校へ連絡。

 6月から転入する予定である旨を伝えておく。



5月末 日本へ一時帰国した翌日、区役所にて上述の★★の手続きを済ませる


・小学校へ連絡、娘と共に面談。提出書類受け取り&簡単に学校説明を受ける。

娘の日本語レベルを聞かれる。


・翌週から通学開始今ここ


  1. 転入にあたって事前に気をつけたこと・準備していたこと


・なんといってもイキナリ中途半端な時期にそのクラスにお邪魔するわけだから、

他の子供たちや先生へのご迷惑を最小限にするべく、

基本的なしつけや勉強をきちんとやらせておきました。


学校の手引きにあった項目は全てスムーズにできるように確認しておきました。


・日本語が不自由すぎて授業に差し支えないよう、

Z会海外受講で1学年先取り学習を年少の時から始めておきました。


・また、学校の教科書を購入しアメリカへ転送し、

プリスクールの時から日本の教科書での勉強も済ませておきました。


こうして日々の努力が実り、環境や言葉が180度異なる日本の学校でも

1日目から勉強に困ることは皆無。


お陰で学校の決まり事や行事の違いに集中・専念できるので、

本人の負担も減らせていると思えます。


慣れない環境で朝8時から2時半まで、

給食は美味しいけれど見慣れない食材やメニューもあるし、

初めの1週間は体力もキツそう。


そんな中で宿題で体力を奪われることのないよう、

先取りしておいて本当に良かったと思った。

宿題が一瞬で終わらせられるのは大助かり◎



通学初日、担任の先生から詳しく1日の様子も聞けてお母さんめっちゃ安堵。


また気がついたことがあったら書き足すことにするわということで


次回までアディオス!





Thursday, January 20, 2022

♡MAP BOOK♡〜意外なところに子どもの興味が落ちていることに気づいたお話

 


ぐっもーにん♪

娘は今日からまた元気に学校に行きました!

まだまだオミクロン株は急増中ですが、どうか安全に子どもたちが学校生活を送る事ができますように。

今日の日記は、娘の興味が意外なところにあったことを発見した話。

世界地図の絵本を見ていると、子供が今まさに何に興味があるのか?が分かりやすい

レギュラーでよく読む地図本はこの3冊!♡

特に1番左のMAP BOOKが娘はお気に入りなもので、もう何年も見てるから

ぼろっぼろ。

ちなみに、お女優の杏さんもこの本お持ちらしいわ♡笑

杏さんと言えば、読書家で有名。いろんなジャンルの本を読み漁っていて

知識も豊富な知的びじょ。

そんな素敵な人と同じ本を持ってるというだけでうれしすぎるお母さん。

この世界地図本、子どもの興味をキャッチしたり広げるのに

とてもとても役に立ってるの!

 

絵が可愛くて親しみやすく、写真の地図より子どもの心を掴みやすい♡


娘とこの本をパラパラとめくって机上旅行していると、

なぜこの国はこんな形をしているのか?

この人物は誰?なにをした人?

この食べ物はどんな味?

この動物はアメリカにいないねー、etc.

いろんな質問や感想を言ってくるんです。

ほー、そうか、子供の目線からだとこんな事柄が不思議に映るんだなぁ、

とママとしても楽しいです♪

初めの頃は動物への興味が多かったんですが、3歳、4歳と大きくなるに連れてその土地の文化や人物に興味が移ってきました。

YouTubeでその日に興味が湧いたことを調べて掘り下げたり、

もっと詳しい記事を見つけて読んだりしていると、娘も満足しているみたいです。

突然降って沸いた、Catherine The Great への強い興味関心にびっくり

この日に突如として娘が心奪われたのは、なぜかロシアだったのでした

最近はエジプトにハマっているのもあり、その日もエジプト🇪🇬のページを見ようと本を手にとった娘。

今回はいつもとは違う、もう一冊のMAP本を開きました。

ロシアのページで手を止めて、じぃっと見入っている娘。しばらくすると、

Who is Catherine the Great?

と聞いてきた。

なぜこんなにキャサリン大王にいきなり惹かれたのか?子供って面白い笑

これがきっかけで、

キャサリン大王(エカチェリーナ2世)のことを知りたくなった娘。

そんなに興味があるなら、とさっそく取り寄せた伝記本を読み、

YouTubeで彼女の半生を1週間ほどかけて彼女なりに学んでいました。


↑アマゾンで買った伝記本

なんで?突然?毎日一緒にいるのに、なぜこんなに興味を持ったのか

全くわからないんだけど、

本当にいろんなところに、そして意外なところに子供の興味のタネは落ちているんだなぁ、と、改めて感じた出来事だった。

これからどんなことにまた関心を持つのか、楽しみにしてますー♡


















アメリカ生活〜ギフテッドクラスへ入るための試験を受けてきた話③

 


①、②からの続き。

今回は2日目&3日目に出題された(であろう)テスト問題のまとめです。

今回もこれまで同様

テストが終わった後の子供にCoGATテスト問題集を見せて

どのカテゴリーから出題があったのか予想してみただけのいい加減なものですので、参考程度にお願いします。

ゆえに、問題集の中にはないような問題についてはヒアリングできていないことになります。

連日3日間の一次テストに共通すること

・iPad &ヘッドホン使用でのテスト

・テスト開始時間(午前9時〜)

・先生との面談はなし

2日目のテスト内容

・Figure Matrices



・Figure Classifications


・Number Analogies




3日目のテスト内容

3日目に子どもをドロップオフしに行くと、

『今日のテストはいつもより短いので、40分後に迎えに来て』と言われる。

・Paper folding



・Number series

・Number puzzles



二次試験に進めるかの連絡は2ヶ月後に来るとのこと

長い。

長いだろ。

そんなに待つの?

って思っちゃったけど、お役所仕事だしそんなものなのかもね。

一次試験の上位2割、人数によりまたは1割の児童にだけ、二次試験日程のご案内が来るそうです。

我が家の子供が一体今回のテストどれくらいできたのかも謎だし、そもそも、ギフテッドに入る能力があるのかも謎だし(成績は良いので頑張り屋だとは思うが)

まあご縁があったらよろしくね、程度の気持ちです。

⇒その後、2か月後の2022年1月中旬に

一次合格&二次試験へのお知らせが来ました♪


⇨2次試験を終えた2022年4月、

めでたくギフテッドクラス合格通知をいただきました。

なんと全米比較でもトップ1%に入る点数の成績だったそうで、、、

親バカといえどここまでは予想していなかったのでビックリ❗️























Thursday, December 2, 2021

アメリカ生活〜ギフテッドクラスへ入るための試験を受けてきた話②

 テスト当日がやってきた。

第一次は、3日連続で1日1時間ずつのテストを受けるというもの。

内容は前述した通りのCogatテスト、いわゆる知能テストだと思われます。

思われます、という曖昧な表現なのは、

実際にどんなテストなのかは教えてもらえないので

勝手にこれまでの情報で予想してみた。


ちなみに二次試験は、一次試験での点数が上位2割の子供のみが受けられるらしい。

内容はリーディングテストだそう。



テスト開始時間=9:00~   

 

15分前には建物前に集合してください。

 

と書いてあったから、8:45に建物入り口に到着すると

先に一組の親子がすでに待っていた。

 

すぐに係の人たちが出てきて出欠を取る。

親はそこで子供と別れ、1時間後に迎えに来るようにと言われる。

 

(★ふだんの学校と同じ時間にテストが被るわけだけど

学校に休む理由を伝えると欠席扱いにはならず。)

 

 

 

テスト終了・お迎え

 

1時間後に迎えに行くと、建物の中から子供たちがわさわさと

出てきた。

全員の子供が、手にはGOLDFISH CRACKERを持ってました。

 

テストおつかれさま、ということでご褒美でもらったらしい。

 

こーゆー時、

 

待っている両親たちの表情はみな一様に明るく誇らしげで、

「うちの子が一番天才!」

ってもう顔に書いてある感じに見え(んなわけあるか)、

 

そして子供たちは

「ママ!パパ!僕はやったよ!」

っていう自信満々に見えるのはなぜかしらw

行き過ぎた妄想ってやつね。

 

日本でお受験とかする人たちも、他のお受験するファミリーをみて

こんな風に思うのかな、ってちょっと妄想できたわ。

 

手書きテストではなくiPad使用

出てきたわが子に、

テストどんな問題が出た?と聞くと

iPadを使った、との返事。

 

iPadとヘッドホンで、画面に出てくる問題を解いていくスタイルだったそうです。

 

もう紙と鉛筆の時代じゃないのね!驚

お母さんは令和をここで実感。

 

なんとなくだけど 1日目に出たテストはこんな感じだったみたい。↓

 

1日目のテスト内容(たぶん)

 

・Picture Classfications

 

・Picture Analogies

・Sentence Completion

 

テスト後にCoGATの問題集をこどもに見せたときに、

 

こういうのが出た。でも問題自体は違う。

 

と言ったカテゴリーの名前を上に挙げてみました。

 

問題集に入ってない、その他のカテゴリーも何か出たのかもしれないけど

それは知る余地もない。。

 

 

テストとしては、だれとも話はしなかった

テストをとっとと終わらせてしまい時間が余ったので、iPadで絵を描いていた

問題は簡単だった(これは本来、一次通った人だけがいえるセリフ汗)

 

という話でした。

親としては、オイオイ、簡単だったとか早く終わってお絵かきしてた、

とかいう前に見直しをしたほうが良かったんじゃないかね?

 

と思ったけど、これももう実力のうちだわよね。(ため息。)

 

ということで、次の記事では

2日目と三日目にたぶん出た?カテゴリーを書いておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tuesday, November 30, 2021

アメリカ生活〜ギフテッドクラスへ入るための試験を受けてきた話①

 去る8月末から、キンダーガーテンに入った娘5歳。

学校が始まってすぐの1週間は、

個別に学力テストを受ける期間に当てられていた。

付き添いで来た親(わたし)は廊下で待機。

テストが終わって教室から出てきた担任の先生から、

『驚くべきことに彼女の点数はフルスコアでした。

おそらく1ヶ月後くらいに、

学区のギフテッドプログラム担当からご両親にご連絡がいくと思います。』

といわれたのでした。

えっっっ

本当に?と思ってたら、

それから本当にギフテッド担当の部署から連絡があり、

『来年度の小学校一年生からギフテッドクラスに入るためのテストを受けませんか。』とのこと。

我が家が住む地域では、ギフテッドクラスは小1から始まるのだそうです。

せっかくなので、とりあえずテストを受けさせてもらうことに。

第一次は、毎日1時間のテストを3日連続で受ける、というものでした。

一体どんな内容のテストなのか?

気になったので調べてみると、

大概どの州でもCOGATと呼ばれるいわゆる知能テストの類を

受験することになるらしい。

もうテストまで2週間しかなく、

何はともあれそのCOGATとやらを見てみようと思い立ち、

Amazonで問題集を取り寄せる。

図形を回転させたり、並んだ絵から規則性を読み取って当て嵌まる絵を見つける、、、と言った本当に知能テストの内容でした。

このギフテッドに入るために、

熱心なご家庭は1年前からCOGAT対策をしているとかいないとか、、

うーんしまった、我が家は完全に出遅れている。。。

しかし、ギフテッド担当部署からの案内メールには

訓練しないとテスト問題に対応できないのであれば、ギフテッドクラスに向いているとは言えません。

と明記されていた。笑

要するに無理して訓練を重ね、もしこのテストを乗り越えられたとしても、

その後のクラスでの授業について行けなくなるんだろうなと予想。

テストまでもう時間がないことに逆に感謝した。

だって、下手に時間があったらぜったいにお母さんテスト対策

しようとして超絶藻掻いたかもしれないわ。

今回は実力でやってみようと平穏な気持ちで臨めて感謝~。

とりあえず取り寄せたCoGAT問題集を一冊全部やらせたところ

9割超えていたので、さらに準備する気力はなくなった。

しかもよく見たら、

取り寄せたのは現小学1年生が2年生のギフティッドクラスに

入るための問題集で1学年上のものだった。

それで9割超えてたらもういいや、と思ってしまった。

とりあえず早寝早起き&朝の登校前に、

50マス計算をやって脳みそを動かしてから送り出す日課を続けること2週間。

というわけで本番の日を迎えました。その②へ続く。