Friday, September 13, 2024

Holle vs. Kendamil どっちの粉ミルクがいいの?①

 海外から好きなものを購入できる時代。

オーガニック粉ミルクといえばドイツのHolleや

Hippが有名ですが、

Kendamilってご存知ですか。


英国が誇る、オーガニック粉ミルクです。


英国王室御用達、とも謳われているようですね。

オーガニックの上を行くデメター農法で作られたHolleですが

KendamilはそのHolleよりも優れている、と一部界隈で

噂になっています。

気になったので調べてみました。

英語ですが、早速わかりやすくまとめてくれている

サイトがあるので、そちらを参照にしてみました。



Holle vs. Kendamil どっちの粉ミルクがいいの?

始めに結論を。

Kendamil Organic の方が良い!!!

とは言っても僅差の僅差の僅差で、優劣をつけるのはとても

難しい。

そしてこちらは好みにも左右されるところがあります。

と書いてあります。


「Holleは、デメター農法と

最も自然で健康に良い原料を使用している。

故に、あまり多様なものをミルクに加えずに

自然に近い材料であることが

あなたにとっての優先事項ならば、

Holleがベストな選択です。」

一方、

「Kendamilの材料は数ある赤ちゃんの粉ミルクの中で

ベストな内容である。

全乳(脂肪が取り除かれていない乳)、ホエイとカゼインの割合、

✴︎HMOs、MFGM、ラクトースのみ、有害な材料は一切なし。

市場のマーケットでこれより完璧な粉ミルクはありません。」

✴︎HMOsとはHuman Milk Oligosaccharides、と呼ばれるもので

赤ちゃんの免疫システムを強くするのに役立つと言われている。)


では、ここからは違いを詳しく見ていきますね。


Holle と Kendamil 栄養面から違いを見てみよう

①タンパク質源

タンパク質に関しては、両者ともに赤ちゃんが必要なものを

きちんと配合している。

Holleは消化のしやすさの観点から

スキムミルク(脱脂乳)とプロテインと脱ミネラル乳ホエイプロテインを

使用。赤ちゃんの成長に最適な量のタンパク質。

バランスが取れており消化がしやすいことに重きを置いている。


Kendamilは母乳に近づけるため脱脂をしていない全乳プロテイン。

Kendamilの粉ミルクはオーガニック全乳、

脱ミネラル乳のホエイプロテインパウダーを使っており

ナチュラルなタンパク質源を豊富に含んでいる。

この試みは母乳の成分似せているもので、筋肉の成長を

助ける働きがある。


■理論上では母乳に近いという事からKendamilの材料の方が優れている。

しかしHolleの方が消化がしやすいであろうと言える。



②炭水化物

Holleは母乳の中に見られるラクトースをメインの炭水化物源として使用。

安定したエネルギーの供給を狙いとしています。

Kendamilもラクトースと、ミルクから抽出した

オーガニックオリゴ糖を使用。赤ちゃんの健康的な腸内環境を

助ける働きがあります。


■両者ともにラクトースを使用しているのは好ましい。

Kendamilはオリゴ糖を含んでいるのでプラス。


長くなるので、続きはその②へ続きます。






粉ミルクTopfer Lactana Bioの【Pre】が素晴らしい件

 






Topfer Lactana Bioの【Pre】は黄金の粉ミルク


リサーチの末にHolleにたどり着き、すっかり満足していた粉ミルク道。
ある時、いつも購入している会社から宣伝のメールが来た。

「アメリカにも、とうとうTopfer*の粉ミルクが上陸します!」

ほうほう、Topfer? 一体何のことかしらん、

と思い、じっくり読んでみると
これはどうやらHolleにも負けず劣らずの素晴らしい粉ミルクであることが判明。
*元はドイツ語なので、英語表記になる時は、ToepferまたはTopferと2種類で表記されています




Topferの粉ミルクについて「量より質!」

「もちろんホレもヒップもレーヴェンズベルトも、ドイツが誇る素晴らしい粉ミルクです。
が、Topferはその中でも最も長い歴史を持ち、人々に支持されてきたという実績があります。」
、、、とここまで読んで、

ホレも長かったよね、もう80年以上の歴史があったような。
と思ったら、なんとTopferは1911年創業、100周年を超えていました。


その1911年からずうっとトップクオリティを維持し、

ドイツでは「自分のおじいちゃんも赤ちゃんの時に飲んでいた粉ミルク」、
として愛され続けているTopfer。

ドイツのパパママにとっての
ファーストチョイスになっている粉ミルクなのだそうです。


ホレに負けず劣らずのクオリティ重視な粉ミルクは、
それゆえに生産量が限定されており、Limited Availabilityと紹介されていました。

「量より質」を重んじるのがTopfer社の方針なのだそうです。

ミルクの原料となる牛さんヤギさんは、ドイツのアリガウ地方で飼育されています。

土壌汚染のないオーガニック農場からのみの乳牛、山羊乳を使用していることは言うまでもありません。


HolleホレとTopferの違いは?

で比較した時に、

Hipp、Holle、それぞれに優れた点と短所がある

ことを学び、

結局はアルミニウム問題の件が大きく左右し、

私的にはHolleの方が安全である、と結論付けて選択しました。

今回の記事の主役であるTopferは、

HolleとHippにそれぞれ足りなかった特長を併せ持つ粉ミルクである

と宣伝されています。


ホレには含まれていないプロバイオティクス、
そしてHippのベネフィットであるDHAフィッシュオイルも含むのがTopfer。

まさにリキッドゴールド、黄金の粉ミルクといえよう。
と説明に書いてあり、

黄金の粉ミルクとな、、、ううう、これは気になる!

と試してみたい欲がふつふつと湧いてきたのでありました。

※追記
母乳に含まれるプロバイオティクスとは構造が異なるため、
粉ミルクに追加されているプロバイオティクスの利点や特長なついては
さらなるリサーチが必要だとされてきます。
ただ、赤ちゃんに害にならない、ということも同時に研究済みとのこと。
つまり、入ってたらもしかしたらいいことあるかもね?
っていうスタンスらしいです。



なぜPreを選んだのか。その理由は、、、

というわけで、好奇心を抑えられずに購入しました。

Topfer LactanaのPreを一気に4箱。

Preは0-12か月の赤ちゃん対象に飲ませることができます。

ステージ1、2、3、と

製品は揃っていますので、
赤ちゃんが6か月になった時点で次のステージの「2」に進むのも良いのでしょう。

が、私は生後7か月の子供に未だにpreを飲ませています。

なぜかというと、Preにはマルトデキストリンもラクトースも入っていないから。

まさにTopfer Lactana PreはHolleにはなかった全ての特長を持っていると言えるのかも?

ただ、恐らく新生児のころとくらべて食欲が増えているので

粉ミルクだけだとカロリーが不足する分は、

離乳食で補うように気にしています。




Topfer Lactana Preの成分・材料


ではここでTopfer Preの材料を見てみましょう。
INGREDIENTS
Skimmed milk*ˡ, whey powder* partly demineralized, vegetable oils* (Palmoil*2, Rapeseedoil*, Sunfloweroil*), Mortirella alpina oil, fish oil, calcium carbonate, sodium chloride, vitamin C, potassium chloride, vitamin E, bifidobacteria cultures (B.breve, B.bifidum, B.infantis, B.longum), iron lactate, zinc sulphate, niacin, calcium-D-pantothenate, copper sulphate, vitamin A, vitamin B1, vitamin B6, manganese sulphate, potassium iodate, folic acid, vitamin K, sodium selenate, vitamin D.
  オーガニック・スキムミルク、オーガニック・ホエイパウダー、オーガニック・植物油、LCP油脂(卵黄油、植物油、魚油)、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、ビタミンE、ビフィズス菌(B.breve、B.bifidum、B.infantis、B.longum)、乳酸鉄、硫酸亜鉛、ナイアシン、カルシウム、D-パントテン酸、硫酸銅、ビタミンA・B1・B6・C・D・K、硫酸マンガン、カリウム、ヨウ素酸塩、葉酸、セレン酸ナトリウム

* from organic origin
1 organic milk from allgäu
2 organic palm oil from sustainable cultivation

材料を見てちょっと気になったのはLCP油脂のこと。

HippとHolleどちらがより優れているか、安全かを比較した時に

LCP油脂についてちょっとネガティブなことが参照した英文記事に書いてあったのを思い出しました。

しかし、それはLCP油脂の「抽出方法」についての懸念が主だったので、

Topferについてはここもクリアしていると考えて良いのだろうと思います。

特にここについて取りざたされている記事は今の所見かけません。

ちなみに、私がホレ、Topfer、Hippの液体ミルクを 
購入している会社の Organic Start   のHPには、
   「Shipped in containers to us from Germany, no irradiation!」

  と明記されているので、安心して購入しています。 輸入の際の税関での手続きで
  放射線を浴びせられてしまったら、せっかくドイツの粉ミルクが日本よりはるかに
  放射線量の基準が厳しいと言っても、元も子もなくなっちゃいますよね。

  もしあなたがアメリカ在住なら、ここのショップをお勧めします。
  カスタマーサービスもすごく良いです。


◆そして今なら、(2020年8月12日現在)、

TopferのPreステージ、大セールしてますよ。
通常、$36.99 のところ、 なんと$19.99です。
しかも送料込み!!!

Organic Start    shopへ飛びます。



飲ませてみた感想・口コミ



まずミルクを作る時に驚いたのが、
TopferはHolleより簡単に溶けました。

Holleはたまにミルクのダマが哺乳瓶に付着することがありますが、
Topferはそれが一切ありません。なんでだろう?

溶けやすいのはすごくありがたいことなので、良しとしますw

Holleの時と同じく、一番初めに与えた時から迷いなくゴクゴク飲んでくれました。

うんちの状態もホレとほぼ同様にこれまた良好。
色はホレの時より緑系ではなくなりました。

下痢、吐き戻し一切なし。
検診でも順調に成長曲線を描いています。


唯一の欠点はお値段。。。


TopferのPreとHolleのステージ2。
内容量は同じ600gですが、お値段は1箱につき6ドルの差があります。
ううう。Holleより割高。

おそらくうちの子どもは卒乳するまでHolleがTopferのどちらかで乗り切るとことでしょう。

素晴らしいミルクを生産してくれている会社に感謝です!

日本では、Topfer(Toepferと記載される場合もある)あんまり

認知されてないみたいなのと、

このTopfer自体あまり大量生産してないっていうのもあって

中々手に入らないみたいなんですよね。

調べたところ、現在では

ヤギミルクベースのTopferがこちらから購入できます。


人の母乳とヤギのミルクには含まれず、
赤ちゃんにはヤギ粉ミルクは母乳に近く安心して飲ませることができます。
また、赤ちゃんに必要な栄養価も高く
赤ちゃんにとってはうれしいヤギミルクです。

過度な伐採など環境問題で取り上げられるパーム油ですが、
Toepferは持続可能なサステナブルな方法での抽出方法で
パーム油を使っているのも良いですね。


もしもTopferが購入できずとも、Holleもベストオブベストなミルクだと

ずっと愛用し、娘の健康状態を見てきた私は心からそう思えます♪

ホレの粉ミルク、また外出&災害に便利な液体ミルクは

日本でもこちらから購入できます。

Thursday, September 12, 2024

1番安全なオーガニック粉ミルク?Holle徹底解剖!その②

リンク→(その①からの続きです。


Holleの唯一の欠点とは

徹底解剖その②です。

ここで、気になるホレの短所もご紹介しますね!

Holleホレの唯一の欠点というべきは、


・マルトデキストリンが入っていること。

・また、母乳には含まれるプロバイオティクスが

入っていないこと。


だそうです。

” しかしながらトータルで見れば、それは大きな心配

ではない。

日本やアメリカの粉ミルクと比べたら、

というかまず比較にならないほどの安全な優良品である。”

とのことでした。



母乳に勝る粉ミルクは無し。

でも働いてたり、誰かに子供を預けたり、

いつも母乳をあげられる状況にない

ママたちもいますよね。

こうして長所、短所を調べた上で、私はHolleを選択しました!

次の章では、実際に娘に与え続けたレビューを書いてみます。




Holleの口コミ


3ヶ月間飲ませてみた個人的な感想


〜災害時の非常用には液体ミルクがおすすめ!〜



娘のミルクをホレに変えてみよう!と決断し、

しかし

まずは牛ではないこちらホレを購入してみました。




理由は前記事に書いた通り、

娘は粉ミルクの消化がしにくいのかな?

という疑問があったので

牛ミルクより消化がしやすくお腹に優しい、

ヤギミルクベースにしました。



うんちの変化に驚き!


ホレを初めて飲ませた時、新しい味に驚いたのか、

娘は一瞬「?!」という表情でしたが、

すぐに慣れてゴクゴク!

あんなに悩まされていたガスや、

うんち問題が嘘のようでした。

出てきたうんちを見て納得〜。



以前飲んでいた液体ミルクの時には、

消化しなかった成分のつぶつぶが

多量にあり、水分が多く下痢のような感じだったのが、

ホレに変えてからはお通じスムーズ!



そしてうんちが裏ごししたペーストのように

なめらか、かつクリーム状に。



未消化物質もありませんでした。

色はうっすら若草色。

なぜだろう?

ホレのヤギさんが食べている草の色?


もちろん、たまにプッとおならは出ますが、

以前のような

お腹にガスがたまって苦しい、

というような感じは一切ありません。



以前は

うんちも、うーん、うーん、と

顔を赤くして頑張っていましたが

ホレのヤギの粉ミルクにしてからは

見違えるようでした。



まだ未成熟な内臓ですから、

負担のないものをあげられて良かった、と

ほっとしています。

癇癪を起こしやすい子どもは腸内環境を整えると改善する、

と昨今では科学的にも証明されたようですし

赤ちゃんの頃から口にするものって本当に大切だと実感しました。



赤ちゃんが口にするのはミルクだけ。

そのミルクで必要なすべての栄養を摂っているのです。

やっぱり放射線量や材料の心配がない、

安全で良質なものをあげたいな、

と改めて思いました。

*追記 現在生後8か月になりましたが、まだホレを飲んでいます。
素晴らしいので続けています。

✴︎さらに追記 現在8歳になりましたが体も丈夫ですこぶる健康。
5歳でアメリカのギフテッド児認定もされました。
腸内環境良好だったおかげで情緒が安定しており
集中力が伸びたところが大きいと実感しています。


もしここまで読んでみて、ホレが気になった方がいたなら、

まずは一度お試ししてみてくださいね。

うちの子供にはとっても相性が良く、

丈夫に育ってくれて吐き戻しも少なく、

風邪も引かず、

熱もほとんど出すことはありませんでした。

ホレのおかげだと私は思っています。


でも、人それぞれ好みや相性があるとも思います。

ウンチの変化、食後の消化の様子、体重の増え方、

などなど

一ヶ月ほど様子を見てみるのも良いかもしれませんね。

自分で飲んでみて試されるママさんもいるみたいです!

そして
Holleにたどり着いた後、またもや素晴らしいToepferの

粉ミルクに出会いました。

ただこちらは品薄なので常に手に入らなかったのもあり

母乳とHolleとTopferの助けを借り、我が子はすくすくと育ちました。


私が購入するのにお世話になった

ショップはこちら↓

Toepferについて知りたくなった方はこれを読んでみてね。

Toepferの粉ミルクは黄金のミルク?Holleより良いの?



Holleって普通より高いのに、一体1箱で
どれくらい持つの?一回で何箱買えばいいんだ?

という疑問がある方は、こちらの記事をどうぞ↓

気になる。ホレの1ヶ月分のお値段はどれくらい?
についての記事↓




液体ミルクは外出用&災害時の


備え用としてもおすすめ!



これは絶対に災害用に買っておいたほうがいいと思います。

スプーンで計量したり、お湯入れて調乳する手間なし、

ふたをあければもう飲める!

だからReady-madeミルクって呼ばれてるんですよね。



こちらは
里田まいさん愛用ということで
一気に知名度を上げたSimilacです。

アメリカのほとんどの病院で必ず配られる
代表的なメーカーの液体ミルクです。



最後まで読んでくださり


ありがとうございます


このレビューが誰かのお役に立ちますように。


              Hanako


(この記事は2024年9月に修正&加筆されました)




そしてやはり

気になるのはHippとHolle


*関連記事もご参考までに♪