1歳になってから手がしっかりしてきて
指で鍵盤を押せるようになりました
指それ自体はまだふにゃふにゃで、鍵盤をうまく押せませんでした。
でもとにかく腕でもなんでも押せれば
音がでるからすごく楽しかった様子で、自分でピアノのところまで来て
乗せて、座らせて、と合図をしていた。
今はもっとゴリゴリ要求するようになって、
「ん!んーんーんーーーー!!!!」
と指差しながら声を出します。
ピアノってまだ言えませんのよ。うほほほ笑
後ろでCDを流したりすると、その気になって一緒に弾き出します。
まだ1歳のおちょびでも、ちゃんと音楽を感じて体で表現するので面白い。
優雅な曲ではエレガントに
ジャズでは踊るように
クラシックでは端正に
本人も小さいながら、腕や体の動きを変化させて表現するので
横でみていてとても興味深い!
でも、私が横で一緒に弾くのは嫌い〜。
「ん!」
と一発、私の手を払いのけようとしてきます。
いっちょまえに いばっておるな。小娘よ。
ということで、今回は子供の音楽教育において重要なファクターである
「耳を育てる」お話。
後半に書いてみました。
別に両親が音楽が得意ではなくても、誰でも実践できてお金もかかりません。
まだ楽器をみっちり鍛えるには早いこの1歳の時期、
耳教育がいいですよ♬
お母ちゃんも弾きたいのけ? |
ハープは姿勢にこだわりを見せるようになってきた
このミニハープ、赤ちゃんの頃は自分の体が小さすぎて
楽器を立てて弾くことは出来なかったんだけど
この頃はしっかり立てて弾きたがるように。
あえてハープを横に倒すと
む!
と言いながらまた立て直す。
横にあるのはワタクシのハープですが、こちらにも興味津々。
よくグリッサンドをやってみたり
爪弾いてみたりと楽しんでます。
ミニハープは頂き物。
私には赤ちゃんにハープを弾かせるっていう発想がなかった。
これはとっても良いなーと思います。
こうしてみると小さな子供でも音楽に慣れ親しめる素敵な楽器だと
感動してます。
おすすめですよ、興味が湧いた方はぜひどうぞ〜♬
とっても安価で販売されているデジタルチューナーと
ハープの調弦用のハンドルがあれば素人でもぴったりの周波数に
音を合わせられます。
でもやっぱり自信がない、、、と言う場合は楽器屋さんへ持ち込んで
相談してみるといいかもしれません。
小さなうちは、とにかく楽しく&耳を育てることに集中
クラシックでは真剣な表情 |
まだしっかりと言葉も理解できない
指の骨も出来上がっていない小さな子供の場合、
指の形がどうだとか
そんな話はまだまだ、もちろんしません。
経験上、この時期に大切なことは、月並みですが
音楽って楽しいな
と思えるように親しませること。
そして、耳を育てること。
ジャンボ鍵盤は子供大好き炸裂!楽しく鍵盤に親しめます! おすすめです☆ |
日本のアマゾンでも似たようなものがたくさんあるので
ぜひチェックしてみてください。
「娘が新生児の頃に買えばよかった!」
と後悔したのはこれ。⬇︎
まだ自力で座れない時期でも、鍵盤に
視覚的にも音的にも親しめる優れもののジム。
赤ちゃんて、寝転がりながらすごくキックするんですよね。
これは足で鍵盤をキックできるようになっていて最高だった。
知ってたら買ってあげたかったわ。。。orz
「耳を育てる」と聞くと、
絶対音感を身につけることや、
何かそういう技術的に優れたこと、
スペシャルなことが出来るようになることが
「耳を育てる」ことだと
思われる人が多いみたいなんですが、
身近にある普通ことを取り入れられたらそれで良いんです。
まず一番たいせつなのは、
「きれいな音、汚い音、乱暴な音、不愉快な音,,,etc」
こういう様々な音の表情を聞き分けられるようにすることです。
音楽に限ったお話ではなく、日常に溢れている音に注意を向けることで
どんどん子供の音に対する聞き方や興味は変わります。
風の音を聞いて
優しい音がするね、
噴水の水が流れる音を聞いて
ジャバジャバ元気が良いね、
車の大きなクラクションを聞いて
怒ってるみたいな音がするね、
などなど。
弾けるようになってきた子供で多いのが
技術に集中しすぎて自分の音を聴いてない
っていうパターン。
つまり指を早く動かすとか、弾く音のミスをしないとか、
そういうことばっかりに気を取られて
肝心の奏でてる音がちっともキレイじゃなかったり、
表情が全くなかったりする。
自分の「音」を全く聴いてないんですね。
せっかく技術はあるのに、
これってすごく勿体ないなあと思います。
ピアノはキーボードとは違って、1種類の音しかでない
と思われている方が多いかもしれませんが
実は弾き手や弾き方によって、多彩な音色が出せるすごい楽器です。
遠くへ飛んでいく音
ふわふわの子猫のような柔らかい音
カナヅチで叩きつけるような硬く鋭い音、、、
コンクールで幼少から頑張っているようなお子さんたちは
キレイに弾くだけではなく、この微妙な音を表現できるように
日々鍛錬しています。
こうしたいろんな音を聴き分けられるようにしてあげられるように
子供の耳を育てていけるといいと思います。
なので、上述した通り、まずは
音の表情を聴き分けて自分の中で整理できる、
自分のボキャブラリーや経験を通してその音を表現できるチカラ
を養うことが大切なんです。
「おはよう」
1つでも、いろんな声で表現できますよね。
暗く言ってみたり
明るく言ってみたり
すごく早口で言ってみたり。
話し声も立派な「音」ですから。
音楽の音を特別なものとらえすぎず、
まずは日常の会話の中でも音の表情を学べる機会はゴロゴロ
その辺に転がってます。
落ち葉をしゃりしゃり、
床をどんどん、
おやつがなくてがっかりした気持ち。
全てが子どもの表現力の引き出しになります。
絵本の読み聞かせも情緒や心情を学ぶのに欠かせません。
そういうところから、将来いつか子供も楽譜を見て
「このフレーズはどういう音で弾いたらいいのかな」
って自分で考える力がついていくのであります。
想像力を養うのってとても大切なんですね。
身内に教えるのは感情的になりすぎて難しい、
というのはよくある話ですが 笑、
私も娘に音楽の楽しさを伝えていけるように努力しないとね 汗。
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